《認め合うことが、チカラになる》

 性別や国に関係なく、尊敬しあうことが非常に大切です。 
 和太鼓奏者 アート・リー・・・・・アメリカ出身

 A・マズローの欲求五段階説の中の四段階目に《承認の欲求》があります。
 人は、誉められたい・感謝されたい・認められたいといったような欲求を持っていることを説明しています。
 人は、お互いに認め合うことでエネルギーで満たされ力強いパワーを発揮することが出来るのです。
 そのために【すごいですね】【ありがとう】【さすがです】といった言葉を積極的に使うことはとても重要なことです。

 活力ある組織を創り上げるためにも大事なポイントだと感じています。
 意識して積極的な言葉を使用したいものです。

《備品の管理は大丈夫ですか?》

 新型コロナウイルスの問題は先が見えない状況ですね!

 相変わらず“マスク” “アルコール消毒液”は品不足のようです。入手が厳しい状況下今日のニュースでは、政府が1500万枚を業者から購入して医療機関へ支給するということが報道されていました。医療・介護の現場では相当に困っていることと思います。

 最近はメルカリなどのフリマアプリの存在が、『マスクを持ち帰り、ネットで売却するというトラブル』を発生させています。その後、法規制により出品が規制されていますが、誰もが少額の物品を手軽に換金できる環境になったことが理由の一つでしょう。

 今一つ留意しなければならないことは、【備品管理】の面です。管理が徹底されていないために、備品の私用持ち出しが発生しているとすれば、ゆゆしき問題です。

 『魔が差してしまった』ということがないように、予防の視点からも【ルールを明確に定め】【従業員に周知し】【厳罰で臨む】といった姿勢を意識したいものです。

《新型コロナ先人に学ぶ》

 大阪大教授・・・仲野 徹先生の投稿記事ぺの抜粋

 ペストをはじめ、いくつもの疫病が人類を恐怖に陥れてきた。コレラもその一つだ。1854年、不潔極まる都市ロンドンでコレラが流行を極める。医師ジョン・スノウは丹念な調査を行い、瘴気(悪い空気)などではなく、特定の井戸の水が原因であることをつきとめる。その使用を禁じたことにより、コレラ禍は一気に終息に向かう。

 スティーブン・ジョンソンのノンフィクション『感染地図・・・歴史を変えた未知の病原体』は、まるでミステリーのような面白さ。原因が細菌であるということなど全くわからずに、コレラ菌を抑え込めたのは驚くべきことだ。今回の新型コロナウィルスでもそうだが、疫学の威力は偉大である。

 もちろん、感染症の予防において知識以上に重要な武器になるのは実際のワクチンである。18世紀の末、人類初のワクチン、種痘が英国のジェンナーによって開発された。半世紀たって、その種痘がようやく鎖国中の日本に渡り、種痘は瞬く間に全国へと広まった。

 未知のことが多い新型ウイルスゆえにベストの方策がわからず、混乱が大きくなっている面もある。今やパンデミックが宣言され、健康面だけでなく経済的にも人類が脅威にさらされている状況だ。

※私の住んでいる町でも、通常この時期は謝恩会等で賑わっている飲食店も閑古鳥が鳴いているようです。経営者からは悲痛な声が聞こえてきます。

《組織活動とリーダーシップ》

 組織活動を分解して、いくつかの部品にたとえた場合には次の4つが考えられます。
➊役割分担・適材適所(業務の視点)
➋モチベーション  (働く者の視点)
➌規則・取り決め  (組織内の視点)
➍リーダーシップ  (組織活動の視点む)
 以上4つの部品に故障がないかどうかを絶えずチェックすることがとても大切になります。
 
 組織活動の結果は、財務の視点で確認することができますが、結果が出るまでは時間が係るということを理解しておきましょう。特に組織が大きくなるにつれて【タイムラグ】も大きくなります。
 売り上げ、経常利益にマイナスの影響がではじめてから慌てても遅いということです。

 また、働く者の【意識改革】といったスローガンを掲げて組織に変化を起こそうとしますが、これも時間が係ります。よくあるケースでは、【コスト意識等】ですが、現場から数値に対して話が出るようになるまで数年の年月を要したりします。

 組織活動では、一般的に【目 標】を設定して一定の方向に導くことになりますが、その際も進捗状況を随時数値で確認する必要があります。何故ならば、数値という客観的な指標が無いと活動の結果が良かったかどうかの判断ができません。

 管理者に求めることは、目標を設定し活動の成果を数値で示してその達成責任を背負ってもらうことです。
 

《デマの広がり》

 安政地震(1855年)の数日後、江戸市中にデマが広がった。『あす再び大地震が来る。早く逃げろ』

 すると、老齢の女性が言った。『そんなことわかるはずない。そうなら最初の地震も予言できたはずじゃないか?』聞いていた町民はたちまち黙り込んだとか。社会心理学者の広井修さんの著書【うわさと誤報の社会心理】から引いた。

 デマの出現は昔から社会の不安が増した時の常であるらしい。新型肺炎の感染拡大ではトイレットペーパー、ティッシュが不足するとのデマが広がり、商品棚が空となる地域が相次いでいる。業界は在庫は充分にあると呼びかけている。

 いかにも不穏な何かを耳にしたとき、一度は立ち止まって信頼できる情報源を探すことが必要だろう。というのも、デマはさもありそうなことを触れ回る特徴がある。トイレットペーパーの場合、『原料の紙のほとんどがマスクの製造に使われ、足りなくなった』などの尾ひれがつくという。

 江戸時代の冷静な女性に倣えば、こうともいえるだろう。そこまで大量の紙をマスクに費やすなら、何でマスクが商品棚にあふれ返らないのか?

※読売新聞の編集手帳より

 

《プライベートな時間の確保》

 株式会社 リクルートキャリアが実施した調査結果を見てみると、『あなたが仕事をする上で重視することは何ですか?』という調査項目に対して、20代の回答は次のようになっています。

➀プライベートの時間を十分に確保できる(39.4%)
➁給料が高い(36.2%)
➂やりたいことを仕事にできる(25.2%)
➃残業があっても、その分の給料をもらえる(24.0%)
➄良好な人間関係を築ける(22.8%)

 『転職動向の意識調査』ですが、人手不足の環境下で離職は組織にとって大きなダメージになります。参考にしたい指標です。

《24時間営業廃止に賛成》

 読売新聞の投稿   高校生 大橋 愛実・・・神奈川県横須賀市

 近年、働き方改革を推進する企業が増えている。ファミリーレストラン大手も24時間営業を全廃すると発表した。とてもよい取り組みだと思う。

 私は飲食店でアルバイトをしている。24時間営業で、年末年始も開店していたが、客は少なかったようだ。

 24時間営業の廃止は、人手不足の問題にも対応しており、効率的と言える。

 それに加えて、客が完全にセルフで会計を済ませる仕組みも普及させてほしい。そうすれば、従業員が店内の清掃などサービスの質の向上に集中できると思う。企業には働き方改革について、しっかりと考えてみてもらいたい。

※高校生の目線で、とても共感できます。私が学生時代【朝7時~夜11時】まで営業をする“セブンイレブン”が、都内に急速に出店しました。当時としては朝早くから夜遅くまで開店していて、とても便利だと感じました。やがて、24時間営業をするファミリーレストラン“すかいらーく”が、店舗の数を増やしていきました。コーヒー飲み放題だったので、一杯の注文で長時間いた記憶があります。
 当時は【利便性を売る】といった考え方に基づいて事業展開をしていましたが、そろそろ次の段階に進む時期に入った感がします。どのような世の中になっていくのか?ワクワクしながら見守っています。
 

《コミュニケーション》

 完了したコミュニケーションが私たちに生きる喜びをもたらし、未完了のコミュニケーションが私たちから生きる望みを奪う。
 未完了とは、投げたボールを受け取ってもらえないこと、または受け取らないこと。
 あるいは、受け取れないボールを投げつけられること、投げてしまうこと。
 そして、なぜなんだろうと、その答えをひとり、探し続けている状態。
 だから、コミュニケーションを始めたら、必ず完了させなさい。
 完了とは、相手のメッセージを受け取ること、そして、受け取ったと相手に伝えること。

 ほんとうに、聴きなさい。
 黙っているからきいているわけではない。
 最後まで聴きなさい。ひょっとしたら、あなたに都合の悪いこと、あなたが自分のやり方を変えざるを得ないようなことを話し出すかもしれませんが。

 もっと話させなさい。それがあなたの100万の励ましの言葉より、相手を勇気づけます。
 聴きなさい。相手が話している間、相づちを打ちながら、内心、自分ならこう思うとか、次にこう言ってやろうとか考えているのは、聴くことではない。

 コーチ21 伊藤 守

 

《離職を考える》

 コンビニやファミレスの24時間営業見直しという記事を見ると、人材採用の難しい状況が伝わってきます。振り返れば、私が学生時代“セブンイレブン”や“すかいらーく”が、24時間営業を展開していてとても賑わっていたという記憶があります。私も、時々深夜にお世話になりました。

 テレビで報道される学生のインタビューを聞くと、最近はSNSでの情報交換やコミュニケーションが主流になっていてファミレスをあまり利用しなくなっているようですが、よく利用した私としては時代の変化を感じます。

 話を戻して、人材採用の困難さと人手不足の問題ですが、厚生労働省の『若年者雇用実態調査』によると
※若年正社員が現在の会社から定年前に『転職したいと思っている』割合が27.6%
※性別にみると、男性が24.7%  女性が31.3%となっています。
 実に三分の一弱が転職を意識しているという結果です。

 克服すべき課題は、新規採用と離職防止の2つにあります。若年労働者の労働環境を整備することも大切ですが、【成長欲求感】【他者貢献感】を実感できるような職場環境にすることが急務と思います。

 

《住みたい田舎 1位 酒田市》

 こんな記事が紹介されていました。

 地方への移住に関する情報などを紹介する月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)の二月号で特集された、2020年版『第8回住みたい田舎ベストランキング』で、酒田市が、人口10万人以上の『シニア世代が住みたい田舎』部門で全国第一位に輝いた。

 編集部が全国の自治体にアンケートを送り、移住者の受け入れ実績や、移住支援制度の充実、生活環境などの項目を点数化。人口10万人以上の『大きなまち』と、10万人未満の『小さなまち』ごとに、『総合』『若者世代』『子育て世代』『シニア世代』の各部門で順位をつけた。

 商業施設が整い、高度な医療を担う病院がある一方、鳥海山などの雄大な自然がある点が評価された。

 私も長年酒田市を拠点として活動をしていますが、確かに評価された点については共感ができます。他に付け加えるとすれば、食べ物が美味しいことですね。日本海で取れる魚介類や地元の豚肉等々食材は豊富です。普段どっぷり浸かっているとなかなか気が付かない【良さが】が、たくさんあります。

 最後に、酒田にお出でになったら是非【ラーメン】を食べてみてください。多くのラーメン店がありますが、ネットや口コミで美味しいラーメン店を発見して立ち寄ってください。

 たかがラーメン・されどラーメン、素晴らしい出会いがあるかもしれません。