《頑張って》

 言語心理学に興味を持っていたころ、読売新聞に基調講演の記事が載っていました。(2・3年前でしょうか!)
 少し紹介します。

 『今日は、皆さんにコーチングについてお話しさせていただきたい。コーチがつけばいい、上司がいればいいというわけではない。どういう人が、どういう指導をしたら、人は伸びるのかということに着目したのが、コーチングです。
 ヤクルトの中で四年連続で一番の売上を達成した女性マネージャーがいた。彼女にインタビューしたところ、私たちは、「頑張ってね」とか「頑張れよ」というが、彼女は言わない。「頑張ってるね」と言う。たった1字違うだけ。でも、「頑張ってね」は突き放された感じがするが、「頑張ってるね」だと、相手は、私のこと見守ってくれている、認めてくれているという印象を受けるという。』 コーチ21 代表 伊藤守 基調講演より

 今日精神科医の本を読んでいたら、《頑張って》の言葉について解説がありました。伊藤さんの話を思い出したので書いてみました。

 『頑張って』・・・・・・未来形
 『頑張っているね』・・・現在形
 『頑張ったね』・・・・・過去形
 意識して使ってみたい!!