組織の形態をアイザック・ニュートン的考え方と、アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド的考え方の二つの特徴を比較してみたいと思います。
【ニュートン的リーダーシップの考え】
① 人は怠惰で能力は低い
② 管理は上から成される
③ 権威者だけが責任を持つ
ニュートン的考え方の影響は次の点に見られます。
※個人が組織の力を使う
※管理組織階層が増える
※管理資格に年功を尊重する
※過去の事実や統計を重視する
※ひとり一人の責任感が欠如する
※新しいことに挑戦しなくなる
※リーダーだけが、責任を負う
【ホワイトヘッド的リーダーシップの考え】
① 人は創造的で革新的である
② 管理は『参加』で行われる
③ 責任は分担する
ホワイトヘッド的考え方の影響は次の点に見られます。
※個人と組織のバランスが取れている
※リーダーシップと能力は全ての人が持っている
※未来はまだ決まってはいない。私たちが創り出していく
※急変する世界の成長と発展に、柔軟性が必要である
※リーダーは部下の仕事を助ける役割がある
ニュートン的な考え方も、ホワイトヘッド的な考え方も、それぞれ大きな価値を持っています。私たちには両方が必要です。仕事・生活の中で両方の良い部分を統合させ効果をあげることが大切です。