今日は、経営計画の策定と運用について書いてみたいと思います。
経営計画策定のプロセスを四段階に分割して説明します。
※まずは、第一段階として《中長期の事業ビジョンの設定》から始まります。
※第二段階は、事業ビジョン実現の為の《戦略計画》を策定します。
※第三段階は、中長期ビジョン実現に向けて《短期一年目標》の設定。
※第四段階は、短期目標を実現するための《実行計画》の立案。
第一段階の《中長期の事業ビジョンの設定》は、次のような視点で考えて頂きます。
①我社は、どこに行こうとしているのか。
②我社は、何を実現しようとしているのか。
③我社は、何に貢献しようとしているのか。
Ⅰどんな会社にしたいのか。
Ⅱどんな人材を創出したいのか。
Ⅲどんな処遇・システムを構築したいのか。
その際に、PPМ ポジショニング分析 アンゾフのマトリックス 3C・4Pのフレームワーク SWОT分析等の手法を使用しながら進めていきますが、特にここ10年くらいは、SWОT分析を中心にすることが多くなりました。
SWОT分析は、我社の内部環境である《強み》《弱み》と、外部環境の変化である《機会》《脅威》の四つのカテゴリーについてトップ数名で議論し詰めて頂きます。ポイントは、外部環境は変えられないというスタンスで臨まれることです。外部環境の変化に《強み》を強化したり、《弱み》を克服していかに変化対応するか!というで、克服すべき課題やビジョンが見えたりします。
資料室のほうに、シートをアップしておきましたので関心のある方はトライしてみて下さい。