今日は、タイトルの経営戦略について考えてみたいと思います。
経営戦略を一言で表現すると“我社は今後何をするのか”を決定する、ことだと考えます。少し細分化すると、※事業戦略 ※顧客戦略 ※商品戦略 ※エリア戦略 ※業務開発戦略 ※人事組織戦略 ※情報戦略 ※財務戦略等に分けられます。“我社は未来に向かって何をするのか”を策定するプロセスに有効な手段として、弊社では10年以上前からSWОT分析の手法を取り入れています。この手法は戦略の策定にあたって、“我社のリソース”の分析と“外部環境の変化”を予測することが中心になります。私はこのプロセスをファシリテ―トしながら、一つの戦略へと導くことになりますが、それぞれの企業の考え方の違いに毎回驚かされています。
戦略が決定されて、次は戦術ということになるわけですが、戦術を一言で表現すると“どのようにして”ということだと考えます。従って、戦略・戦術を表現すれば、“何をどのようにして”ということになります。一般的には、戦術にあたる部分は“経営計画”ということだと思いますが、今日の書き込みで強調したいことは《経営戦略と経営計画どちらも》ということです。時々、経営戦略だけだったりとか、立派な経営計画だけ策定されたりとか見受けられるのですが、経営には両方が必要だと言うことです。
最後に、戦略は“シンプル”であるべき!です。